アメリカズカップまであと1ヶ月未満!
5月26日から始まるアメリカズカップの予選になるルイヴィトンカップまで、あと1ヶ月未満となり、イタリアのヨット専門誌VELAでも予想を含めた詳しい記事が出ましたので、紹介します。 ------------------------------------------------- アメリカズカップ:精算の時があと1ヶ月で始まる 舞台裏で論争やいやがらせ、毒舌が飛び交ったものの、5月26日からバミューダでアメリカズカップ本戦のためのルイヴィトン・アメリカズカップ予選がスタートする。 アメリカズカップ獲得を賭けて 、防衛艇と挑戦艇が1体1で競うために、本来なら(伝統では)予選では防衛艇は参加しないことになっているが、今大会は違うものになっている。オラクルは34回サンフランシスコ大会で、ニュージーランドを相手に競い、アメリカズカップを失いそうになる大きなリスクを経験したことから、2度と同じ過ちを犯したくないのが本音で、そのためにアメリカのシンジケートは、レース中のミスを一刻も早く修正できるように予選で挑戦艇と競うことを望んだ。 *煩わしい防衛艇の存在 オラクルは予選になるルイヴィトンカップのセミファイナルステージで登場する予定になっている。 6月10日から12日にかけて本戦出場の挑戦艇を決定するファイナルステージが予定されており、アメリカズカップ本戦は6月17日から27日に開催される。 *どんなアメリカズカップになるのか? オラクルの高慢で横暴な体質を考慮したとしても、また何かを語る新しいストーリーが待ち受けているような予感をさせられる。 *ACCヨット これまでトレーニング中に何度も選外にクルーが落ちるハプニングで示されたように、安全面での心配が残るものの、ヨットの構造の主要部分が統一され、船体の長さとセーリングのパフォーマンスの関係は、おそらくこれまでにないエンターテイメント性を持つ、風で推進する手段のヨットとしての見どころ。 確かに、このヨットがこれからも「帆船」として考えられるべきなのか、それとも他の種類のスポーツとして分類されるべきなのか、疑問に思う人が多いだろう。 あと数十日で、世紀を超えた最古の「水差し」を賭けて、バミューダが挑戦する男たちのレースの場になるというのがこのイベントの本質だ。 世界のトップセーラーが、このトロ