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2月, 2021の投稿を表示しています

アメリカズカップ本戦・新スケジュール

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  アメリカズカップ本戦の新しいスケジュールが発表されました。 予定されていた3月6日(土)と7日(日)のレースは延期の扱いになり、 マッチレース第1戦は、3月10日(水)に予定されています。 3月10日からのスケジュールは以下の通りです。 3月10日(水)レース1.2 3月12日(金) レース3.4 3月13日(土)レース5.6 3月14日(日)レース7.8 3月15日(月)レース9 かなり立て込んだスケジュールになっていて、レースの展開が見逃せない週になりそうです! それではまた! https://www.americascup.com/en/news/1140_36TH-AMERICAS-CUP-MATCH-COVID-19-RESTRICTIONS-UPDATE

アメリカズカップ本戦の延期

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本日の公式発表によると、ニュージーランドのコロナウイルス警戒レベルが3に引き上げられたため、ニュージーランド国内は再びロックダウンとなり、3月6日(土)から予定されているアメリカズカップ本戦のスケジュールも再検討されることになりました。 詳細はまだ決まっていません。  https://www.americascup.com/en/news/1139_COVID-19-UPDATE  それではまた!

Luna RossaがPRADA CUP優勝!

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今日の2レースを制して対戦スコア7対1でLuna Rossaが、PRADA CUPの優勝を決めました!! Luna Rossaは6回目の参戦で2回目のアメリカズカップの挑戦になります。 イタリアのヨットチームとして3回目のアメリカズカップ挑戦となり、1992年のヴェネツィアのヨットチームIL MORO DI VENEZIAがAmerica 3 とサンディエゴで対戦、2000年のLuna Rossaとニュージーランドがオークランドで対戦し、21年ぶりにオークランドで再びLuna Rossaとニュージーランドの対戦が幕開けです!! レースエリア Aが使用され、風速は8−11ノットのコンディションでLuna Rossaが有利とされる予測でした。 Race 7 Luna Rossa Prada Pirelli (◎) vs INEOS Team UK (X) 前日のRace6に似たような、INEOSが若干先行してのスタート。 第1レグ中盤でINEOSの後を追うのを嫌い、Luna Rossaはタックしてエリアの右方向へ。 エリアの左側でリードを伸ばしきれなかったINEOSに対して、Luna Rossaが次の交差でリードし、第1ゲートを16秒リードで通過。第2ゲートもLuna Rossaが21秒リード、第3ゲートでリード差を1分台になりINEOSは追い上げに苦しみ、Luna Rossaがリードを保ち6勝目のマッチポイントをマーク。 Race 8 Luna Rossa Prada Pirelli (◎) vs INEOS Team UK (X) 好スタートを切ったのは、賭けに出たINEOS。 スタートライン前で前に進む以外選択がなかったLuna Rossaは、前進したことでスタートタイム前にスタートラインを超えてしまい、 ペナルティを受けて、INEOSに対して50メートル前進を譲ることに。 このペナルティを活かしきれなかったINEOS、一方でこのペナルティを負担にしなかったLuna Rossaで明暗が現れ始め、第1レグでLuna Rossaがリードを奪い返すことに。 第1レグをLuna Rossaが12秒リードで通過し、INEOSがジャイブをすればLuna Rossaもジャイブで答えてINEOSに追い越しの隙を与えないセーリングで進行。 追い上げに悩み続けるINEOSに対して、L

PRADA CUP Final Race 5-6

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ようやくINEOSが意地を見せた1勝を獲得し、今日の2戦で両チームが1勝1敗をマークしたので、総合スコアが少しだけこじれ始めてきました。 全てはプレスタートのコース取と駆け引きが鍵となった今日のレースでした。 レース前の風速は5−15ノットの軽風で、使用されたのは前回と同じ幅が狭いコースエリアE。 Race 5 Luna Rossa Prada Pirelli (◎) vs INEOS Team UK (X)  スタートラインの右側の位置をキープしようとしたLuna Rossaが、INEOSをスタートラインに近づけないようにできるだけ右端の方へ寄りながらスタートラインに向かい、INEOSが進路変更を決めるのが遅かったことが裏目に出て、方向転換しないままスタートラインの右端に残っていた隙間に入り込むようにして両チームが接近したスタートに。 ここでINEOSが風上と風下の進路の優先権を守らなかったというルールを違反したと判断され、ペナルティ。 このペナルティは相手ヨットに50メートル先行することを譲る義務があり、INEOSはペナルティを消化するまでに時間がかかってLuna Rossaがリードを広げるチャンスとなり、スタート直後にあったINEOSの若干のリードは消えてしまう。 Luna Rossaが第2ゲート通過から着実にリードを保って、ファイナルレグでは1193から1271メートルのリードを広げて、5勝目のゴール。 これで、7勝の条件にあと2勝となりました。 Race 6 INEOS Team UK (◎) vs Luna Rossa Prada Pirelli (X) INEOSがLuna Rossaのプレスタートのパフォーマンスを参考にしたような展開で、INEOSが若干のリードで両チームのヨットが並行してスタート。   スタート直後にINEOSの風下に居続けることを嫌ったLuna Rossaが右方向にタックし、第1ゲートの両チームのリード差はわずか8秒。 第2レグでINEOSがわずかなリードを活かして、風向きの良い方向を選んで進めたことが功を奏して第3ゲート通過時も約200メートルのリード。 第4レグでINEOSのリードは550メートルまで広がり、これで勝敗が決まりかけたように見えたのは間違いで、第5ゲート手前でLuna RossaがINEOSに54メートルまで迫り

PRADA CUP ファイナルのスケジュール

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  アメリカズカップの舞台裏では、いつも決め事になると一悶着あるのが当たり前です。 先日、ニュージーランド政府がロックダウンを発令したことを受けて、アメリカズカップ開催委員会でも今後のスケジュールの見直しが行われました。 そこでぶつかったのが、現在プラダカップファイナル戦で対戦中のLuna RossaとINEOSの思惑。 現在、4連勝中で7勝先勝の条件まであと3勝に迫っているLuna Rossa。 一方でゼロ勝のINEOSは、ここでなんとか時間稼ぎをしてトレーニング量を増やして状況をひっくり返したいところ。 防衛艇のEmirates Team NZは、観客を入れて安全な環境でレース再開をするために、1週間予定を先延ばしにした方が良いという提案を出したよう。 もちろん、ニュージーランドにとってもこのイベントはビジネスに影響するので、会期が1週間伸ばされることになれば、アメリカズカップのビジネス効果も引き伸ばすことができるという思惑も隠れているようです。 ここ数日間もチームの海上でのトレーニングは行われており、その中でスケジュール再編成についてニュージーランドとLuna Rossaの意見がぶつかったということです。 結論に至るための争点になったのは、現行のプロトコールに書いてある内容です。 プロトコールでは、チャレンジャー決定戦を2021年2月24日まで、それより先であってはならない。という規定があります。 この部分を主張したのがLuna Rossaで、現在のニュージーランド国内では警戒レベルが先日の3から2に引き下げられたこともあり、PRADA CUPのファイナル戦のスケジュールは、今週土曜日20日から再開することが決定されました。 本日の未明に行われた記者会見でも、Luna Rossaは海上で勝利を決めて、ファイナル戦の先にある目標に焦点を絞っていて、勝利の行方を法廷に持ち込むことは全く意図していない。現在のファイナルステージで、INEOSが盛り返す可能性があることも十分想定にあり、その可能性をINEOSに与えるつもりはない。というコメントを出していました。 というわけで、 アメリカズカップヴィレッジへの入場制限100人まで、無観客、ソーシャルディスタンス2メートル、マスク着用義務などの規制のもと、ファイナル戦は2月20日(土曜日)から再開になります。 INEOSの

PRADA CUP Final Race 3-4

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風速は16ー20ノットでスピードに問題のないコンディションで、今日のレースは初めてになるレースエリアEが使用され、今までのレースエリアに比べて幅が狭いため、バウンダリー(レースエリア外)に出ないように頻繁にタックする必要がある特徴のコースです。そのため、両チームが接近戦となった面白いマッチレースになりました。 Luna Rossaが今日の2レースもコントロールする展開で、見事に4連勝、4ポイントを獲得し、今日のレースでLuna Rossaに2ポイントプレゼントしたような結果だとレース後にBen Ainslieがコメントしたように、INEOSには重たい敗戦となってしまいました。 Race3 Luna Rossa Prada Pirelli (◎) vs INEOS TEAM UK (X) スタート前の勝敗を分けることになった両チームのパフォーマンス。   Luna RossaがINEOSを追いかける形でプレスタートが展開し、スタートラインに両チームが戻り始めた時にはLuna RossaがINEOSより先行してスタートライン右端まで詰め寄ったことから、後方のINEOSがスタート前に右側にタックせざるを得ない状況でスタート。 両チームのリード差は終始100メートル、時間にして10秒前後の接近戦となり、レースはファイナルレグまで油断できない展開になったが、INEOSは最後までLuna Rossaに詰め寄ることに苦しみ、Luna Rossaが、わずか13秒差で3勝目のゴール。 Race 4 Luna Rossa Prada Pirelli (◎) vs INEOS TEAM UK (X) なんとしてでも1勝を挙げるINEOSの意気込みが裏目に出てしまったような、プレスタートでのパフォーマンスがこのレースの勝敗に大きく影響しました。 スタート前55秒で、賭けに出たINEOSのヨットが大きく跳ね上がり、失速。 スタートを制したのは、Luna Rossa。 INEOSは中盤バウンダリーに出てしまったことで、ペナルティを受けLuna Rossaとの距離を縮めることが更に難しい状況に。 (ペナルティを受けたら、相手のヨットに10メートル進んでもらうのを待たなければいけないそうです。) それでも、両チームのリード差は最大22秒でINEOSがどこまでLuna Rossaに詰め寄ることができ

PRADA CUP Final Race 1-2

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今日から始まったプラダカップのファイナルステージは、全部で13レースが予定されており、7勝をマークしたチームがプラダカップの優勝チームとなり、アメリカズカップ本戦でディフェンダーのEmirates Team NZと対戦する権利を獲得する重要なステージになります。 今日の2レースは、イタリアチームが2連勝し貴重な2ポイントを獲得しました。 レースレリアAが使われ、風速10ノット前後の軽風でのコンディション。 Race 1 Luna Rossa Prada Pirelli (◎)vs INEOS Team UK (X) レースの鍵となったのは、プレスタートの両チームのパフォーマンスの違いで、 INEOSはプレスタートで失速し、Luna Rossaが先にスタートを切った有利な展開に。 INEOSは、中盤で2回バウンダリーに出るペナルティーも受けたため、挽回は難しい状況になり、 Luna Rossaが1分57秒のリードを作って勝利。 Race2 Luna Rossa Prada Pirelli (◎) vs INEOS Team UK (X) 風速が14ノットにまで上がり第1レースとは違う展開が期待され、スタート前の駆け引きではINEOSがLuna Rossaをスタートラインに近づけないようにしながら若干先にスタート。  スタート直後にLuna Rossaが航路変更し徐々にリードを広げ、INEOSはリード差を10秒台で保ちながらも追い上げに苦しみ、安定したパフォーマンスを保ったLuna Rossaが2勝目をマーク。 レース前に、この2週間INEOSは海でのトレーニングよりもヨットの性能を上げるためのデザインやエンジニア機能の改善に時間が注がれ、Luna Rossaはトレーニングを中心に電子機器のソフトウェアの改善をしたと言われています。 この違いが初日で2敗してプレッシャーになるINEOSのパフォーマンスに明日からどのように影響するのか見どころになってきました。 今日のトップスピードを記録したのはLuna Rossa。 総合スコアはこちら。 それではまた! https://www.americascup.com/