ルイ・ヴィトンカップ第1日目

 今日からディフェンダーEmirates Team NZに挑戦するチャレンジャーを選出するルイ・ヴィトンカップが始まりました!

第1レースは、風速7ノット以下のためスタート時間が30分以上延期になってからでした。

第1レース:アリンギ(X)vs オリエント・エクスプレス(◯)

フランスチームが初勝利、初ポイントを獲得したレースでした。

スタートラインでアリンギに対して若干のリードでスタートし、そこから240メートルぐらいまでリードを作ったオリエント・エクスプレス。

第2レグでアリンギがオリエント・エクスプレスに180メートルまで迫ったものの、オリエント・エクスプレスがアリンギを引き離すことに成功し、そのままゴール。


第2レース:エミレーツNZ(◯)vs ルナ・ロッサ(X)

スタートでリードしたのはルナ・ロッサ。注目された対戦カードだったこともあり、ルナ・ロッサがどこまでパフォーマンスを伸ばせるかが見どころでした。
第3レグでニュージーランドがルナ・ロッサに迫った際に、ルナ・ロッサがニュージーランドよりタックが遅れたことで、そのままニュージーランドからの風の遮りを受けて加速に苦しみ、ニュージーランドにリードを許してしまいました。

第3レース:イネオス(◯)vs アメリカンマジック(X)

スタート前にアメリカンマジックが減速し、大きく出遅れてイネオスより700メートル以上遅れてのスタート。
アメリカンマジックが、レース中盤でわずか14秒差まで取り戻したものの、イネオスがどうにか逃げ切れたという形で勝利。
今日のレースでアメリカンマジックと他のチームのデザインの違いを発見できたような気がします!

他のチームは、右と左に縦並びに選手が配置されているのに対して、アメリカンマジックはトリマーとヘルムの配置が横並びで2人、後ろにサイクラーが縦並びに1−1となっています。
多分、このことじゃないかと。

第4レース:ルナ・ロッサ(◯)vs オリエント・エクスプレス(X)

ルナ・ロッサが圧勝であったわけではなく、オリエント・エクスプレスも互角に戦えることを見えたレースでした。ルナ・ロッサがニュージーランド対戦で失った1ポイントをこのレースで獲得。
レース後にルナ・ロッサのフランチェスコ・ブルーニも、フランスチームは侮れない存在とコメントしていました。

ニュージーランドは明日不参加

Emirates Team NZは、レース後にドックヤードにボートを引き上げる際にクレーンがボートにぶつかる事故が発生し、ボートの一部が破損しているようです。
そのため、2日目のラウンドロビンは不参加になることを表明しました。


以下が順位表です。
今日は、勝手な予想で低評価を出していたチームのパフォーマンスが良かったな。という感想でした。
それではまた!





コメント

  1. ブログお待ちしていました!
    今回の大会ではルイヴィトンカップから防衛艇も参加するのでしょうか。日本語での情報見つけられず、もしご存じでしたら今大会のルール解説いただけると嬉しいです

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