ACWSサルディニア大会について
3月10日から、コロナウイルスの感染予防対策として、イタリア全土が封鎖地域に指定されました。
イタリアのサルディニア島、カリアリで4月23日から26日まで予定されているアメリカズカップ ワールドシリーズの開催への影響が心配されるような情報が出てきています。
現在の封鎖政令の期限は、4月3日です。
ただし、4月3日になれば、全てが終わるという保証はないので、単なる目安であると捉えた方が適当だと思います。
私のいるミラノでは、ロンバルディア州の商業活動、交通機関の停止などが強く提案されており、全住民が自宅待機すること以外、感染を回避する方法がないと、毎日何度も繰り返されています。
地元サルディニアの新聞社、ニュージーランドのヨット情報誌などの情報を読むと、以下のように言われています。
「現時点でレガッタを中止しなければいけない。という判断をするための要因が揃っていない。
イタリア政府の方針も見極めて、おそらく4月3日を目処に、ルナロッサやサルディニア、カリアリの関係者が協議するだろう。」
以前にお伝えしたように、イギリスチームINEOSは、すでにカリアリに入って、トレーニングしていますが、ルナロッサもINEOS もカリアリでトレーニングを続けることさえ禁じられる現在の政令です。
一方で、ニュージーランドは、すでに関係機材をイタリアに向けて輸送中。
フロリダでトレーニング中の、アメリカンマジックは、これから機材の輸送予定とのことです。
物資が動いたとしても、人の移動も確保されないと意味がありません。
中止は、サルディニアのためにもどうしても避けてもらいたいと思いながら、取材を続けます。
それではまた!
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