続報 : INEOS TEAM UKがサルディニア島から撤退 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 3/17/2020 イギリスチームが、サルディニア島、カリアリから撤退し本国イギリスに戻ったことが、Ben Ainslie 署名のメッセージによって明らかになりました。 メッセージでは、イギリスのポーツマスに戻りソレントで第36回アメリカズカップに向けた準備を進める。と書いてあります。オリンピックについては、イタリアでも延期を支持する風潮が色濃くなっています。アメリカズカップの今後の方針を見守りましょう。それではまた!https://www.instagram.com/p/B9zxW8eliBB/?igshid=j2ihy08ibhsg リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
第37回アメリカズカップをニュージーランドが防衛! 10/20/2024 第9戦:Emirates Team NZ(◯)vs Ineos Britannia(☓) このレースの勝敗がニュージーランドのアメリカズカップ優勝か、イネオスの生き残りかの分かれ目になるレースでした。 海上の風速は7−11ノットで穏やかな波で、前日にニュージーランドが楽勝したコンディションとほぼ同じ。 スタートボックスの攻防では、イネオスがニュージーランドより先行しスピードもイネオスが上回る状況で、スタートラインをクリア。 スタート直後から、ニュージーランドがスピードを上げて、すぐに95mから263mのリードを広げ、イネオスが追い上げに苦戦。 第2レグで300m以上、中間のデータでは両艇とも互角のスピードとVMG。 第3レグでニュージーランドにタックのミスと、イネオスが風速の強いエリアを上手く選べたことで、リード差が一気に77mから最高で17mに。 もしかしたら、なにか起こるかもしれないと思わせた、このレースでの見所でした。 第4レグでニュージーランドが再びリードを広げ、第5レグで再びリード差が180m台に迫りながらも、第5ゲート通過後にニュージーランドが一気にスピードアップして480mのリード、37秒差をつけて、アメリカズカップ優勝を決めました。 今回のニュージーランドの優勝はアメリカズカップ史上初の3連覇を記録した、歴史に残る優勝でした。 アメリカズカップ挑戦の長いキャリアを持つチームとしての勝ち方を熟知していることを裏付ける防衛艇としての圧倒的な強さを見せつけた大会になったと思います。 Emirates Team NZの代表Glant Daltonのコメントを聞いていると、これから先もまだまだ勝ち続けることを考えているように見えました。 レースが終わったばかりで話題になるのは、次の大会のこと。 アメリカズカップならではで、すでに出ている噂では、次の大会は3年後が有力であり、かつてのチャレンジャーチーム、スウェーデンのArtemisも参戦に興味を示している。ということ。 イタリアのLuna Rossaは、すでに参戦を公表しており、スキッパーはイタリア人オリンピックメダリストの2人が起用されることも決まっています。 気になる開催地は、オマーンか、どこかもう一箇所の候補が出ており、ニュージーランドで開催はされないことが決まっているようです。 今回のAC7... 続きを読む
アメリカズカップ/第4日目:イネオスが2連勝 10/17/2024 一日レースがなかったことが、どうやらイネオスにとって風向きが変わったレース日になったようです。 風速は7−11ノットで、今までの展開で見たらニュージーランドが勝ちそうなコンデションでしたが、今日は一転、イネオスのファンじゃなくても今日はイネオスに「逃げろ!逃げろ!」と声をかけたくなるようなレースになりました。 第5戦:Ineos Britannia(◯)vs Emirates Team NZ(☓) 6.5ノットの軽風でありながら波が荒かったことで、フォイリングしながらスピードを上げることが難しいコンディションが影響し、スタートボックスの攻防でニュージーランドがまさかの失速。 イネオスにとって一矢を報いる大チャンスになり、ニュージーランドがフォイリングとスピードを取り戻すまでに時間がかかったことで、イネオスが第1レグで1600m以上のリードを取ることに。 第2レグでは1750m以上に広がり、第3レグからニュージーランドがペースを取り戻し、スピードを上げたことでリード差が1100m台。 最終レグのゴール前では1249mのリードで、イネオスがアメリカズカップで初めての勝利。 対戦成績が1対4に。 第6戦:Ineos Britannia(◯)vs Emirates Team NZ(☓) スタートボックスの攻防で積極的にスピードを上げていたイネオスがニュージーランドよりも速いスピードで、スタートラインをクリア。 (このレースが8レグまで走行したのは、これが本当のレース距離で、前日3日間は軽風だったから6コースのレース距離だった。ということらしいです) 第1レグでニュージーランドの厳しい追い上げがありながら、首位を守ったのはイネオス。 第2レグで150mのリードを広げ、第3レグで200m台のリード。 この時の平均スピードも平均VMGもイネオスが上回る数字で、第4レグもイネオスが200m台のリード。 ニュージーランドが第4、第6レグあたりで追い上げを見せて、第7レグではリードサが80−70m台に。第7ゲートを119m差で先に通過したイネオスに対して、最終レグでニュージーランドが57mまで詰め寄ってきたところを、イネオスが逃げ切って2勝目。 対戦成績を2対4にして、ポジティブなレース結果にしました。 この2連勝は、イギリスにとってなんと1934年以来、90年ぶりの歴史に残... 続きを読む
第38回アメリカズカップ、チャレンジャーオブレコードはINEOS! 11/09/2024 11月8日に、 ロイヤルニュージーランドヨットスクワドロン(RNZYS)で構成するエミレーツチームニュージーランドが、INEOSブリタニアに代表されるロイヤルヨットスクワドロンリミテッドからの第38回アメリカズカップ(AC38)への挑戦通知を受け入れたことが、公式発表されました。 従って、次回の第38回アメリカズカップは、ディフェンダーであるエミレーツチーム・ニュージーランドとINEOSがチャレンジャーオブレコードとして、両チームを中心とした準備が進められることになります。 プレスリリースによると、Ben Ainslieの主導で今後のINEOSが運営されるようです。 主な合意事項は以下の内容です。 (a) ヨットクラスはAC75で、チームは新しいものを1つだけ造船することに制限。 (b) チームに所属するクルーの国籍に関するルールは現状維持になり、新規参加チームに関するに関する規定が見直される。 (c) AC38マッチはAC37マッチの完了から3年以内に開催される予定。 (したがって2027年10月19日を目処)、開催地に合わせた必要な変更がなされることが条件。(バルセロナにならない可能性も) 開催地はAC37マッチの最終レースから8ヶ月以内にディフェンダーによって発表される予定であり(目安は2025年6月19日まで)、プロトコルはこの期間内にできるだけ早く公開される。 (d) 以下の制限がAC75およびAC40のヨットの航行と試験に適用されます: - AC37マッチの最終レースの日付から12ヶ月間、AC75ヨットの航行は禁止される。 新しいチームによるAC75の事前航行に関しては、予選レースに参加する場合の例外を除く。 - LEQヨットの開発は禁止されますが、AC40ヨットの「クラス内」での航行に制限は無し。 AC75ヨットの航行日数の総数に制限が設けられる。 ーーーーーー これを読んで、「また自転車か〜」と思ったのは私だけでしょうか? どうせなら、AC75で自転車無しでやってほしいと思います。 というわけで、38回アメリカズカップがこれ以上つまらなくならないように。と思うところです。 それではまた! 続きを読む
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