続報 : INEOS TEAM UKがサルディニア島から撤退 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 3/17/2020 イギリスチームが、サルディニア島、カリアリから撤退し本国イギリスに戻ったことが、Ben Ainslie 署名のメッセージによって明らかになりました。 メッセージでは、イギリスのポーツマスに戻りソレントで第36回アメリカズカップに向けた準備を進める。と書いてあります。オリンピックについては、イタリアでも延期を支持する風潮が色濃くなっています。アメリカズカップの今後の方針を見守りましょう。それではまた!https://www.instagram.com/p/B9zxW8eliBB/?igshid=j2ihy08ibhsg リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
AC75のデザインコンセプトの注目点 12/04/2017 11月21日に発表された新しいヨットクラスAC75について、イタリアメディアで注目されたポイントを紹介します。 キーワードは 「空中に浮くモノハル」 「転覆しない」 「センターキールがない」 「スタートが攻撃的」 AC75のデザインコンセプトが発表されてすぐに、SNS上でもすぐに新しいヨットへの期待と賞賛のコメントが多く寄せられています。 モノハルの両サイドにT字型フォイルが付いていることで、 モノハルでも空中に浮きながら走行し、フォイルの操作により、通常走行、安定走行などに切り替えができることになります。 カタマランの時にみられたような転覆事故も、フォイルの復元力があるので、バミューダでの惨事は避けることができるという理論です。 この他に、このフォイルがあることで、直進走行をするときには軽風でもできるだけ速度を出し、水の抵抗を軽減することができるので、進路変更時にカタマランでは大きな減速が見られたことに対して、このデザインではジャイビングやタッキングで失速することを最低限に抑えると言われています。 キールがないというのも、将来性を感じさせる革新的なデザインのひとつです。 キールは船の風下での横滑りを防止する機能があるので、ほとんどのヨットの船のお腹の下にはついているのが当たり前とされていますが、AC75ではキールなしで走行ができるというのも技術進歩の見どころになります。 硬質ウィングセールを使わない。 バミューダ大会で使われたAC45のカタマランについていたメインセールは、硬質のウィングセールでした。 これには、毎日クレーンを使ってドックに戻ってきたらセールを取り外さなければいけないという面倒な作業がありました。 その解決策が、今回の硬質ウィングセールを排除することです。 理由として、将来的に他のヨットクラスに変更になった場合にも活用できる技術開発への追求があります。 カタマランでは、硬質ウィングのパワーとコントロールを利用した技術でしたが、この技術は実際に他のヨットクラスのマストには採用されている例がありません。 フォイリングシステムの革新も併せながら、硬質ウィングに伴う取り扱いにくさへの解決作として考慮されています。 また、セーリング方法がプロジェクトのメインテーマでありながら、AC75のデザイ 続きを読む
第37回アメリカズカップのプロトコル発表 11/23/2021 11月17日にEmirates Team New ZealandとINEOS TEAM UKが共同で次回の37回アメリカズカップ開催に関するプロトコル(大会規定)を発表しました。 大会の議定書とされるその主な内容は、前回36回アメリカズカップで使用されたヨットクラスAC75に改造案を含めたバージョンアップされる感覚のヨットになります。 コスト削減が重視されて構成されたというAC37のプロトコルのポイントは以下のようになっています。 チームは新しいAC75を1艇造船することができる。 フォイルやその他の部品の製作数に制限がある。 テスト走行、部品開発、マッチレースのトレーニングを目的にした、多目的ワンデザインヨットAC40クラスをチームで導入できる。 AC40は、その後の新イベントになるウィメンズ・レガッタとユースアメリカズカップで再利用される。 AC75に搭乗できるクルーの人数は11人から8人に。 AC75の構成内でワンデザインのパーツが追加予定。 他のチームの観察の共有が認められる。 スターティング・ソフトウェア(開発ソフト)が、提供される。 AC75 のレガッタは2大会の開催予定。 他のチームの観察行為の共有が認められることは、チーム内の経費のコスト削減を目的だけではなく、開発からプロジェクトの完成までを、チームの舞台裏シーンを通じて、アメリカズカップのファンと過程を共有することを目指すためと言われます。 こちらがAC40のビジュアルです。 <予選> 合計3回の開催予定。 最初2回はAC40のレガッタ、最終回は AC75で行う予定。 <チャレンジャー選定レガッタ・アメリカズカップ本戦> 2024年開催予定 <開催地> 2022年3月31日までに決定。 開催候補地として有力視されているのは、ニュージーランド・オークランド、スペイン・バレンシア、サウジアラビアです。 <クルーの構成> アリンギのような多国籍で構成されるチームの参加を警戒すると思われる、100%所属ヨットチームの国籍保持者であることを定める内容です。 ちなみにLuna RossaのJimmy Spithillの場合は18ヶ月以上の所属チームの所在国在住歴がある条件をクリアしているので、Luna Rossa所属のまま参加も可能です。 <AC75の海上走行期間> 今回のプロトコルでは、AC75で海上 続きを読む
アメリカズカップ、今日からスタート! 5/26/2017 アメリカズカップがいよいよ幕開けです! イタリアでもちょうど一週間前にスポーツ誌「ガゼッタデロスポルト」の別冊週刊誌 SportWeekでは、アメリカズカップの特集ページが掲載されました。 開催直前の予習とおさらいを兼ねて読んでください! 「最高峰のヨット」 桁知らずの投資、時速85キロになる信じられないスピードで海面を浮く6隻のヨットが戦う。過去のレースとは一線を画すアメリカズカップを楽しむためのガイド。 6チームの参戦 オラクルに対する力の証明 戦略もさることながら、筋肉の強さも求められる大会。 アメリカの防衛艇は、従来のグラインダーの代わりにペダルを使う、最も手ごわいライバルチームニュージーランド(イタリアの要素がたくさん搭載されている)に直面することになる。 どのチームが35回アメリカズカップを制覇するのか予測するのは難しい。 今大会は、ボート自体は非常に似通ったスタイルだが、違いは人によって、むしろ人の持つ力によって生まれる。 実際のところ、戦略は2次的な要素で、肝心なのは船上で、人間がどれだけの動力を生み出すことができるかという部分。 チームニュージーランドは、従来のグラインダー担当は元ラグビー選手、元カヌー選手であったのに対して、今回の新型ボートの起用のために競輪選手を起用し、足で生み出す原動力に注目した。 この選択は、決定的なものになるに違いなく、オラクルも船上に1つまたは2つのペダル装置を搭載するものと言われている。 ラッセル・クーツは、アメリカズカップの伝統を覆す立役者と言えるが、対照的にチームニュージーランドは、伝統の「防衛チーム」として、技術面で多くのイタリアからのエンジニアや、舞台裏で多くのイタリア人スタッフが動いている。 <各チームの投資予算は?> オラクル:100億円以上 アルテミス: 100億円 ニュージーランド:62億円 フランス:37億円 ランドローバー:130億円 ソフトバンク:37億円 船体の重さ:1887 Kg〜1987 Kg ボート全体の重さ:2332 Kg〜2432 Kg クルーの人数:6人。総重量525 Kg 船体の長さ:最長15 m 船体の幅:最長8.47 m 続きを読む
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