続報 : エミレーツNZ とルナロッサが論争に?

アメリカズカップにケンカはつきもの。とよく言われますが、今回も論争が起こりそうです。
エミレーツ・チームNZ とルナロッサが、ACWS サルディニア大会をめぐって、中止か延期かで意見が対立しているとのことです。

先日の投稿でお伝えしたように、
中止でいいんじゃないかと言っているのは、エミレーツ・チームNZ。

いやいや延期ですよ。と言うのがルナロッサ。

そこで、結論を出すためにArbitration Panel(仲裁委員会) に協議を依頼することになるだろうということです。

イタリアを筆頭にして、スペイン、フランス、ドイツ、イギリスでも猛威をふるっているコロナウイルスですが、ニュージーランドでも3月14日からすべての入国者に14日間の検疫の義務を設定したそうです。
延期の候補として出ているのは、5月と6月だそうですが、トレーニングの時間や機材と人の移動時間も、参加予定チームにとって十分に確保される条件である必要があります。

ルナロッサは、カリアリで今週ヨットの船首を破損する事故があったので、船体を修理中とのこと。

イギリスのINEOS TEAM UK  は、現在までイタリアのカリアリでトレーニングをしてきましたが、イタリアでの事態を受けて、本国のポーツマスに引き上げる可能性があるとのこと。

American  Magic は、マイアミのPensacola でトレーニング中で、決定待ちであるものの、ヨーロッパへの移動は事実上無理がある状況。

エミレーツ・チームNZは、貨物がインド洋辺りを航行中とのこと。

この大会の運営に中心になっている、ニュージーランドとイタリアですが、穏便に納めてもらいたいものですね。

それではまた!


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