イタリアヨットクラブの動き
ニュージーランドがアメリカズカップを獲得した同じ日に、イタリアのルナロッサが、チャレンジャー・オブ・レコードになったことで、翌日の新聞紙上も賑やかになりました。 <ガゼッタ・デロ・スポルト>スポーツ新聞 「Kiwisの大勝利」 「トロフィーを故郷に持ち帰る」 「オークランドは英雄を待っている」 「ルナロッサは、イタリアンスピリットで戻ってくる」 ベルテッリ「我々の伝統の航海術を集約したベストチームを作りたい」 <ラ・レプブリカ>有名全国新聞 「Kiwis大勝利のあとイタリアの復帰」 「チャレンジャー、ルナロッサ」 <コリエーレ・デラ・セーラ>有名全国新聞 「ルナロッサの復活」 「ニュージーランドがアメリカズカップを勝ち、ベルテッリはKiwisに挑戦」 「次はイタリアにアメリカズカップを持ってこよう」 <ジョルナーレ・デラ・ヴェーラ>ヨット専門誌 「オラクルの時代の終焉。ニュージーランドの時代の幕開け」 「イタリアは大きな夢を抱くことができる」 「ラリー・エリソンやラッセル・クーツに未練はない」 <パンビアンコ>フッッション業界紙 「ベルテッリがルナロッサを再びアメリカズカップに持ち込む」 さらに、イタリアからのチャレンジャーチームとして、新たな候補名が噂されています。 ーマスカルツォーネ・ラティーノ ナポリを本拠地にする有名チームのうちの1つ。2007年のヴァレンシア大会にも参加し、現在も世界のヨットレースで活躍中の有名チーム。 ーアズーラ サルディニア島にある、イタリアで最もグラマーなヨットクラブと言えるポルト・チェルボを本拠地にするヨットクラブ・コスタスメラルダのクラブで、今年ヨットクラブ設立50周年を記念し、アメリカズカップ終了後、翌日に参戦を検討しているというメッセージを公式発表。 アズーラは、1983年にイタリアから初めて参戦したチャレンジャーとしてアメリカズカップに挑戦したチーム。 これらのチームの他に、スイスのアリンギ、ニューヨークヨットクラブの名前も有力視されています。 また、フランスの情報サイト「ル・テレグラム」によると、次回のアメリカズカップは、モノハルになる可能性が高く、開催年はおそらく2020年の11月ごろか、2021年になるかもしれないという