アメリカズカップ/第10日/ルイヴィトンカップ・セミファイナル リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 6/05/2017 今日は、レース前の風速が3−5ノットで最低基準の6ノットに及ばないコンデションであったことから、予定されていたレースは順延となりました。 それではまた! www.americascup.com news040617 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
勝手に予想:第37回アメリカズカップ 8/27/2024 第37回アメリカズカップ、ついに始まりますね! 約3年ぶりの更新です!スミマセン どうしようかと思いましたが、8月22日から25日の予選レガッタを見たので、とりあえず勝手に予想だけしておこうと思いました。 ご存知のように、予選レガッタを制覇したのはEmirates Team NZ。 この期間で負けたのは、対アメリカンマジック戦のみ。 安定したパフォーマンスに驚きました。 今回のヨットAC75は、各チーム共通で「サイクリスト」という自転車を漕ぐ人が4人配置され、トリマー2人、スキッパー2人と合計8人で動くデザインです。 デザインで最も注目されたのは、アメリカンマジックのヨットです。 「他のチームとは違うデザインで造船されている」とイタリアメディアのコメントでした。 レガッタ中に見えるヨットの上の部分で、セーラーが配置されている穴の大きさ、形状、高さなどでいかに空気抵抗を抑えるデザインで、アメリカンマジックのまるで戦車のような船体を次回から他のチームと比べてみてください。 もう一つの特徴は、海上の風速が最低8ノットあればレースができて、最高スピードは49ノット/時速90キロが記録されました。 昔ながらの風の待ち時間が解消されたのは、ポジティブ要素であるものの、昔のレースから見ている人には何か物足りなさも相変わらずあるかと思います。 予選レガッタでの感想 安定:アメリカンマジック(アメリカ)、ルナ・ロッサ(イタリア) 微妙:アリンギ(スイス) 不安定:オリエント・エクスプレス(フランス)、ブリタニア(イギリス) とにかく、オリエント・エクスプレスとブリタニアは、ミスとヨットの不具合が目立ち、期待してたよりも、パフォーマンスが不安定でした。 初日から3日目までは、「スタートありき」なレース展開でしたが、最終日は距離が迫った接戦状況での走行を見れたのは良かったですね。 ファイナルの決勝戦で、ルナ・ロッサが3回のミスで優勝を逃したのは残念でした! というわけで、ルイ・ヴィトンカップの勝手な予想です。 有望チャレンジャー:アメリカンマジック、ルナ・ロッサ <ルイ・ヴィトンカップ> 8月29日(木)からスタート! <最後に> ふと、あのレジェンドDean Bakerはどうしているのか?と思い調べてみたところ、2019年と2021年にはがんで闘病していたようで、今大会ではアリンギの 続きを読む
AC75のデザインコンセプトの注目点 12/04/2017 11月21日に発表された新しいヨットクラスAC75について、イタリアメディアで注目されたポイントを紹介します。 キーワードは 「空中に浮くモノハル」 「転覆しない」 「センターキールがない」 「スタートが攻撃的」 AC75のデザインコンセプトが発表されてすぐに、SNS上でもすぐに新しいヨットへの期待と賞賛のコメントが多く寄せられています。 モノハルの両サイドにT字型フォイルが付いていることで、 モノハルでも空中に浮きながら走行し、フォイルの操作により、通常走行、安定走行などに切り替えができることになります。 カタマランの時にみられたような転覆事故も、フォイルの復元力があるので、バミューダでの惨事は避けることができるという理論です。 この他に、このフォイルがあることで、直進走行をするときには軽風でもできるだけ速度を出し、水の抵抗を軽減することができるので、進路変更時にカタマランでは大きな減速が見られたことに対して、このデザインではジャイビングやタッキングで失速することを最低限に抑えると言われています。 キールがないというのも、将来性を感じさせる革新的なデザインのひとつです。 キールは船の風下での横滑りを防止する機能があるので、ほとんどのヨットの船のお腹の下にはついているのが当たり前とされていますが、AC75ではキールなしで走行ができるというのも技術進歩の見どころになります。 硬質ウィングセールを使わない。 バミューダ大会で使われたAC45のカタマランについていたメインセールは、硬質のウィングセールでした。 これには、毎日クレーンを使ってドックに戻ってきたらセールを取り外さなければいけないという面倒な作業がありました。 その解決策が、今回の硬質ウィングセールを排除することです。 理由として、将来的に他のヨットクラスに変更になった場合にも活用できる技術開発への追求があります。 カタマランでは、硬質ウィングのパワーとコントロールを利用した技術でしたが、この技術は実際に他のヨットクラスのマストには採用されている例がありません。 フォイリングシステムの革新も併せながら、硬質ウィングに伴う取り扱いにくさへの解決作として考慮されています。 また、セーリング方法がプロジェクトのメインテーマでありながら、AC75のデザイ 続きを読む
第37回アメリカズカップをニュージーランドが防衛! 10/20/2024 第9戦:Emirates Team NZ(◯)vs Ineos Britannia(☓) このレースの勝敗がニュージーランドのアメリカズカップ優勝か、イネオスの生き残りかの分かれ目になるレースでした。 海上の風速は7−11ノットで穏やかな波で、前日にニュージーランドが楽勝したコンディションとほぼ同じ。 スタートボックスの攻防では、イネオスがニュージーランドより先行しスピードもイネオスが上回る状況で、スタートラインをクリア。 スタート直後から、ニュージーランドがスピードを上げて、すぐに95mから263mのリードを広げ、イネオスが追い上げに苦戦。 第2レグで300m以上、中間のデータでは両艇とも互角のスピードとVMG。 第3レグでニュージーランドにタックのミスと、イネオスが風速の強いエリアを上手く選べたことで、リード差が一気に77mから最高で17mに。 もしかしたら、なにか起こるかもしれないと思わせた、このレースでの見所でした。 第4レグでニュージーランドが再びリードを広げ、第5レグで再びリード差が180m台に迫りながらも、第5ゲート通過後にニュージーランドが一気にスピードアップして480mのリード、37秒差をつけて、アメリカズカップ優勝を決めました。 今回のニュージーランドの優勝はアメリカズカップ史上初の3連覇を記録した、歴史に残る優勝でした。 アメリカズカップ挑戦の長いキャリアを持つチームとしての勝ち方を熟知していることを裏付ける防衛艇としての圧倒的な強さを見せつけた大会になったと思います。 Emirates Team NZの代表Glant Daltonのコメントを聞いていると、これから先もまだまだ勝ち続けることを考えているように見えました。 レースが終わったばかりで話題になるのは、次の大会のこと。 アメリカズカップならではで、すでに出ている噂では、次の大会は3年後が有力であり、かつてのチャレンジャーチーム、スウェーデンのArtemisも参戦に興味を示している。ということ。 イタリアのLuna Rossaは、すでに参戦を公表しており、スキッパーはイタリア人オリンピックメダリストの2人が起用されることも決まっています。 気になる開催地は、オマーンか、どこかもう一箇所の候補が出ており、ニュージーランドで開催はされないことが決まっているようです。 今回のAC75は、個 続きを読む
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