アメリカズカップ/第10日/ルイヴィトンカップ・セミファイナル リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 6/05/2017 今日は、レース前の風速が3−5ノットで最低基準の6ノットに及ばないコンデションであったことから、予定されていたレースは順延となりました。 それではまた! www.americascup.com news040617 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
第38回アメリカズカップ、チャレンジャーオブレコードはINEOS! 11/09/2024 11月8日に、 ロイヤルニュージーランドヨットスクワドロン(RNZYS)で構成するエミレーツチームニュージーランドが、INEOSブリタニアに代表されるロイヤルヨットスクワドロンリミテッドからの第38回アメリカズカップ(AC38)への挑戦通知を受け入れたことが、公式発表されました。 従って、次回の第38回アメリカズカップは、ディフェンダーであるエミレーツチーム・ニュージーランドとINEOSがチャレンジャーオブレコードとして、両チームを中心とした準備が進められることになります。 プレスリリースによると、Ben Ainslieの主導で今後のINEOSが運営されるようです。 主な合意事項は以下の内容です。 (a) ヨットクラスはAC75で、チームは新しいものを1つだけ造船することに制限。 (b) チームに所属するクルーの国籍に関するルールは現状維持になり、新規参加チームに関するに関する規定が見直される。 (c) AC38マッチはAC37マッチの完了から3年以内に開催される予定。 (したがって2027年10月19日を目処)、開催地に合わせた必要な変更がなされることが条件。(バルセロナにならない可能性も) 開催地はAC37マッチの最終レースから8ヶ月以内にディフェンダーによって発表される予定であり(目安は2025年6月19日まで)、プロトコルはこの期間内にできるだけ早く公開される。 (d) 以下の制限がAC75およびAC40のヨットの航行と試験に適用されます: - AC37マッチの最終レースの日付から12ヶ月間、AC75ヨットの航行は禁止される。 新しいチームによるAC75の事前航行に関しては、予選レースに参加する場合の例外を除く。 - LEQヨットの開発は禁止されますが、AC40ヨットの「クラス内」での航行に制限は無し。 AC75ヨットの航行日数の総数に制限が設けられる。 ーーーーーー これを読んで、「また自転車か〜」と思ったのは私だけでしょうか? どうせなら、AC75で自転車無しでやってほしいと思います。 というわけで、38回アメリカズカップがこれ以上つまらなくならないように。と思うところです。 それではまた! 続きを読む
アメリカズカップ/第4日目:イネオスが2連勝 10/17/2024 一日レースがなかったことが、どうやらイネオスにとって風向きが変わったレース日になったようです。 風速は7−11ノットで、今までの展開で見たらニュージーランドが勝ちそうなコンデションでしたが、今日は一転、イネオスのファンじゃなくても今日はイネオスに「逃げろ!逃げろ!」と声をかけたくなるようなレースになりました。 第5戦:Ineos Britannia(◯)vs Emirates Team NZ(☓) 6.5ノットの軽風でありながら波が荒かったことで、フォイリングしながらスピードを上げることが難しいコンディションが影響し、スタートボックスの攻防でニュージーランドがまさかの失速。 イネオスにとって一矢を報いる大チャンスになり、ニュージーランドがフォイリングとスピードを取り戻すまでに時間がかかったことで、イネオスが第1レグで1600m以上のリードを取ることに。 第2レグでは1750m以上に広がり、第3レグからニュージーランドがペースを取り戻し、スピードを上げたことでリード差が1100m台。 最終レグのゴール前では1249mのリードで、イネオスがアメリカズカップで初めての勝利。 対戦成績が1対4に。 第6戦:Ineos Britannia(◯)vs Emirates Team NZ(☓) スタートボックスの攻防で積極的にスピードを上げていたイネオスがニュージーランドよりも速いスピードで、スタートラインをクリア。 (このレースが8レグまで走行したのは、これが本当のレース距離で、前日3日間は軽風だったから6コースのレース距離だった。ということらしいです) 第1レグでニュージーランドの厳しい追い上げがありながら、首位を守ったのはイネオス。 第2レグで150mのリードを広げ、第3レグで200m台のリード。 この時の平均スピードも平均VMGもイネオスが上回る数字で、第4レグもイネオスが200m台のリード。 ニュージーランドが第4、第6レグあたりで追い上げを見せて、第7レグではリードサが80−70m台に。第7ゲートを119m差で先に通過したイネオスに対して、最終レグでニュージーランドが57mまで詰め寄ってきたところを、イネオスが逃げ切って2勝目。 対戦成績を2対4にして、ポジティブなレース結果にしました。 この2連勝は、イギリスにとってなんと1934年以来、90年ぶりの歴史に残... 続きを読む
AC75のデザインコンセプトの注目点 12/04/2017 11月21日に発表された新しいヨットクラスAC75について、イタリアメディアで注目されたポイントを紹介します。 キーワードは 「空中に浮くモノハル」 「転覆しない」 「センターキールがない」 「スタートが攻撃的」 AC75のデザインコンセプトが発表されてすぐに、SNS上でもすぐに新しいヨットへの期待と賞賛のコメントが多く寄せられています。 モノハルの両サイドにT字型フォイルが付いていることで、 モノハルでも空中に浮きながら走行し、フォイルの操作により、通常走行、安定走行などに切り替えができることになります。 カタマランの時にみられたような転覆事故も、フォイルの復元力があるので、バミューダでの惨事は避けることができるという理論です。 この他に、このフォイルがあることで、直進走行をするときには軽風でもできるだけ速度を出し、水の抵抗を軽減することができるので、進路変更時にカタマランでは大きな減速が見られたことに対して、このデザインではジャイビングやタッキングで失速することを最低限に抑えると言われています。 キールがないというのも、将来性を感じさせる革新的なデザインのひとつです。 キールは船の風下での横滑りを防止する機能があるので、ほとんどのヨットの船のお腹の下にはついているのが当たり前とされていますが、AC75ではキールなしで走行ができるというのも技術進歩の見どころになります。 硬質ウィングセールを使わない。 バミューダ大会で使われたAC45のカタマランについていたメインセールは、硬質のウィングセールでした。 これには、毎日クレーンを使ってドックに戻ってきたらセールを取り外さなければいけないという面倒な作業がありました。 その解決策が、今回の硬質ウィングセールを排除することです。 理由として、将来的に他のヨットクラスに変更になった場合にも活用できる技術開発への追求があります。 カタマランでは、硬質ウィングのパワーとコントロールを利用した技術でしたが、この技術は実際に他のヨットクラスのマストには採用されている例がありません。 フォイリングシステムの革新も併せながら、硬質ウィングに伴う取り扱いにくさへの解決作として考慮されています。 また、セーリング方法がプロジェクトのメインテーマでありながら、AC75のデザイ... 続きを読む
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