アメリカズカップ/第9日/ラウンドロビン2
今日でラウンドロビンが終了し、フランスの予選落ちが決まり、フランスにとってはラストセーリングの日になりました。
海上の風速は9ノット前後。
<レース12> Oracle Team USA (o) vs Emirates Team NZ (x) : 29秒差
ニュージーランドがスタートでペナルティーを受け、アメリカに第2ゲートまでリードを許してしまいます。
第3ゲートでリードを詰めて両チームは、ほぼ同じタイミングで第3ゲートを周ります。
この時にニュージーランドがアメリカに対してペナルティーコールを起こしますが、ペナルティーは無効となり、オラクルはそのまま先行。
ニュージーランドは、第5レグでレースコースの境界線から出てしまい、またペナルティーを受けます。
ここで200m以上のリード差ができてしまい、レースはアメリカの勝利。
<レース13> Land Rover BAR(o) vs SoftBank Team Japan (x) : 13秒差
イギリスが攻撃的かつ迷いのない操縦で、日本をかわし、スタートを先行。
ゲート3で日本がペナルティーを受けたにもかかわらず、第4ゲートを回るまでにイギリスとのリードを詰めて、接戦の状態で第4ゲートを周ります。
接戦を制したのは、イギリス。第5レグでイギリスがそのままリードを保ち、ゴール。
<レース14> Artemis Racing (o) vs Groupama Team France (x) : 4分6秒差
フランスにとって、有終の美となるレースにはならなかったのがちょっと残念です。
今日のレースでも、スタートからスウェーデンとの駆け引きに負けてしまい、スウェーデンを先行させてしまいます。スタート前にフランスはペナルティーも受けました。
第3レグでフランスにもう一つのペナルティー。
これでレースはスウェーデンの勝利が決まってしまいましたが、
観衆は、フランスのカタマランが完走して、ゴールラインに着くまで、あたたかく見守っていました。
フランスのスキッパー、Franck Cammas も次回への継続を宣言していましたので、将来もフランスの姿を見ることも期待できそうです。
最後は、フランスのウィングマストに、フランス語で「Merci Bermuda」と書かれたメッセージがクローズアップされました。
<レース15> Oracle Team USA (o) vs Land Rover BAR (x) : 35秒差
スタートを制したのは、アメリカ。
イギリスは同じ航路でスタートしアメリカの後ろを走るような位置だったたために、「ウィングウォッシュ」という先行のヨットから受ける風の抵抗を受けて、スピードアップに苦労し、スタート直後で、アメリカとは5−6ノット遅いスピードで進行します。
第5レグでイギリスは、リード差を100m以下まで詰めますが、アメリカを捉えることはできず、そのままアメリカに勝利を譲ってしまいました。
<ラウンドロビン終了後の総合ランキング>
1) Oracle Team USA : 9 Points(勝ち点8+ボーナス1)
2) Emirates Team NZ : 8
3) Land Rover BAR : 6(勝ち点4+ボーナス2)
4) Artemis Racing : 5
5) SoftBank Team JPN : 3
6) Groupama Team FR : 2
アメリカがランキング1位に復活し、セミファイナル戦は対戦が無いので、アメリカの登場は6月17日からのレースになります。
今日のレース終了後、記者会見があり、明日からのルイヴィトンカップ・セミファイナル戦の対戦カードの発表がありました。
対戦カードは以下のとおりです。
1) Emirates Team NZ vs Land Rover BAR
2) Artemis Racing vs SoftBank Team JPN
この2つのカードで、明日から6月8日まで9レース行われます。
どうやら、対戦カードの決定は、ニュージーランドがイギリスを選んだことで、自動的にスウェーデンと日本の対決になったようです。
ニュージーランドは、当然ルィヴィトンカップのファイナルまで進むことを想定しているでしょうから、イギリス、スウェーデン、日本のうち、イギリスをセミファイナルで破った方が、ファイナルで勝ちやすい状況になると考えたのかもしれません。
あくまでも勝手な想像ですが。。。
それではまた!
www.americascup.com news 030617
www.americascup.com breaking news 030617
海上の風速は9ノット前後。
<レース12> Oracle Team USA (o) vs Emirates Team NZ (x) : 29秒差
ニュージーランドがスタートでペナルティーを受け、アメリカに第2ゲートまでリードを許してしまいます。
第3ゲートでリードを詰めて両チームは、ほぼ同じタイミングで第3ゲートを周ります。
この時にニュージーランドがアメリカに対してペナルティーコールを起こしますが、ペナルティーは無効となり、オラクルはそのまま先行。
ニュージーランドは、第5レグでレースコースの境界線から出てしまい、またペナルティーを受けます。
ここで200m以上のリード差ができてしまい、レースはアメリカの勝利。
<レース13> Land Rover BAR(o) vs SoftBank Team Japan (x) : 13秒差
イギリスが攻撃的かつ迷いのない操縦で、日本をかわし、スタートを先行。
ゲート3で日本がペナルティーを受けたにもかかわらず、第4ゲートを回るまでにイギリスとのリードを詰めて、接戦の状態で第4ゲートを周ります。
接戦を制したのは、イギリス。第5レグでイギリスがそのままリードを保ち、ゴール。
<レース14> Artemis Racing (o) vs Groupama Team France (x) : 4分6秒差
フランスにとって、有終の美となるレースにはならなかったのがちょっと残念です。
今日のレースでも、スタートからスウェーデンとの駆け引きに負けてしまい、スウェーデンを先行させてしまいます。スタート前にフランスはペナルティーも受けました。
第3レグでフランスにもう一つのペナルティー。
これでレースはスウェーデンの勝利が決まってしまいましたが、
観衆は、フランスのカタマランが完走して、ゴールラインに着くまで、あたたかく見守っていました。
フランスのスキッパー、Franck Cammas も次回への継続を宣言していましたので、将来もフランスの姿を見ることも期待できそうです。
最後は、フランスのウィングマストに、フランス語で「Merci Bermuda」と書かれたメッセージがクローズアップされました。
<レース15> Oracle Team USA (o) vs Land Rover BAR (x) : 35秒差
スタートを制したのは、アメリカ。
イギリスは同じ航路でスタートしアメリカの後ろを走るような位置だったたために、「ウィングウォッシュ」という先行のヨットから受ける風の抵抗を受けて、スピードアップに苦労し、スタート直後で、アメリカとは5−6ノット遅いスピードで進行します。
第5レグでイギリスは、リード差を100m以下まで詰めますが、アメリカを捉えることはできず、そのままアメリカに勝利を譲ってしまいました。
<ラウンドロビン終了後の総合ランキング>
1) Oracle Team USA : 9 Points(勝ち点8+ボーナス1)
2) Emirates Team NZ : 8
3) Land Rover BAR : 6(勝ち点4+ボーナス2)
4) Artemis Racing : 5
5) SoftBank Team JPN : 3
6) Groupama Team FR : 2
アメリカがランキング1位に復活し、セミファイナル戦は対戦が無いので、アメリカの登場は6月17日からのレースになります。
今日のレース終了後、記者会見があり、明日からのルイヴィトンカップ・セミファイナル戦の対戦カードの発表がありました。
対戦カードは以下のとおりです。
1) Emirates Team NZ vs Land Rover BAR
2) Artemis Racing vs SoftBank Team JPN
この2つのカードで、明日から6月8日まで9レース行われます。
どうやら、対戦カードの決定は、ニュージーランドがイギリスを選んだことで、自動的にスウェーデンと日本の対決になったようです。
ニュージーランドは、当然ルィヴィトンカップのファイナルまで進むことを想定しているでしょうから、イギリス、スウェーデン、日本のうち、イギリスをセミファイナルで破った方が、ファイナルで勝ちやすい状況になると考えたのかもしれません。
あくまでも勝手な想像ですが。。。
それではまた!
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