ルイ・ヴィトンカップ/ファイナル/第4日目

 前日の2レース消化の遅れを取り戻すために開催された4日目。

海上の風速が最大21ノットのギリギリのコンディションで2レースが開催され、日曜日の軽風と違うレース展開になりました。

第5戦:イネオス(◯)vs ルナ・ロッサ(☓)

レースの勝敗の決め手になったのが、スタート前を制したイネオスの攻撃的な動きで、ルナ・ロッサを減速させて寄せ付けないように牽制したことで、スタートラインをクリアしたあとも、イネオスがレースの主導での展開に。

第3レグ、第5レグ、第7レグで度々ルナ・ロッサが70メートルから35メートルまでリード差を縮めるシーンがありながら、リードを奪うことができず、イネオスが189メートルのリードで勝利。


第6戦:ルナ・ロッサ(◯)vs イネオス(☓)

ほぼ同じスピードで2艇がスタートし、第1レグで首位争いの攻防が繰り返されるなか、ルナ・ロッサが第1ゲート通過時点から最高速度51ノットを記録してイネオスより速いスピードを保つことで、徐々にリード差を広げる展開に。

第3レグから更にリード差を広げて、最終レグで408メートル、ゴール前で363メートルのリードでルナ・ロッサが勝利。


これで対戦成績が3対3。五分の成績で4日目が終了しました。

正直イネオスがここまで食い下がるようになっていることに、ちょっと驚いてます。

ネットでは、どうせなら13戦を両チームが戦い抜くところまで見たくなる。というコメントも目につきました。

というわけで、予想が難しくなってきている感じですね。

それではまた!



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