ルイ・ヴィトンカップ第4日目
今日のコンデションは風速10ノット前後で、接戦が何度かあり、各レースで見どころがありました。
今日からエミレーツNZも参加し、昨日予定されていた第12戦のニュージーランド対アリンギのレースから始まりました。
第12戦:ニュージーランド(◯)vs アリンギ(☓)
スタート前にアリンギがバウンダリー区域に侵入したことでペナルティがあり、ニュージーランドに対して大きく出遅れてのスタート。
詳しくはわかりませんが、アリンギはマストとメインセールの問題があり、失格になったというアメリカズカップのプレスリリースでの情報もありました。
アリンギがニュージーランドのリード差を詰めることはできず、ニュージーランドが700メートルのリードで勝利。
第13戦:イネオス(◯)vsオリエント・エクスプレス(☓)
どうもイネオスの「荒っぽさ」が印象だったレースでした。
スタートでラインを数センチ超えたために、イネオスがペナルティを受けて、オリエント・エクスプレスが先行。
第2レグでイネオスが逆転、第3レグでオリエント・エクスプレスとイネオスの攻防が何度かあり、ここは見ごたえのある場面でした。
第3ゲート前でイネオスがまたペナルティを受け、オリエント・エクスプレスが先行。
第5レグで再びイネオスが逆転し、オリエント・エクスプレスを引き離してゴール。
第14戦:ルナ・ロッサ(◯)vs アリンギ(☓)
アリンギのスタートラインへのアプローチも良く、ルナ・ロッサとほぼ同時にスタート。
第1レグ以降、ルナ・ロッサがジワジワとリードを広げて、アリンギは追いついて行けず、ルナ・ロッサが勝利。
これでルナ・ロッサは無傷の4戦全勝!
第15戦:エミレーツNZ(◯)vs アメリカンマジック(☓)
ニュージーランドに対してアメリカンマジックもいいスタートを切りました。
第3レグではアメリカンマジックがリードしたものの、第4レグでニュージーランドが逆転し、終盤でわずかな荒っぽい走行もあったアメリカンマジックは、ニュージーランドに追いつけず、そのままニュージーランドがリードを保って勝利。
というわけで。
4日間のまとめ。
エミレーツNZも含めた総合ランキングは、エミレーツNZが1位。
エミレーツNZを含めない、チャレンジャーチームのみのランキングはルナ・ロッサが4戦全勝で1位。
わたしの中でモヤッとするのが、イネオスがルナ・ロッサと同点ポイントで同じランキングのようになっているものの、そのうちの1ポイントがNZ戦での不戦勝の1ポイント…
アリンギが勝利ポイントを獲得できず、最下位。
アメリカンマジックももう少し勝てたんじゃないかなぁとも思うところです。
見守っていきましょう!
それではまた!
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