ルイ・ヴィトンカップ第7日目
海上の風速が15〜17ノットの風が強めの今までとは少し違うコンディションで、注目されたのはイネオスの存在感でした。
今日のレースでの負けたチームと勝ったチームのジブセールの大きさの違いに注目していました。勝ったチームのジブセールは負けたチームのものより小さいジブセールを使用していたように見えました。
第22戦:ルナ・ロッサ(◯)vs アメリカンマジック(☓)
ほぼ互角のスピードで同時にスタートした両チーム。
ルナ・ロッサスタート直後に若干のリードを作り、アメリカンマジックがリードを取り返す接戦があり、第1ゲートはルナ・ロッサ先行で通過。
第2ゲートでアメリカンマジックがリードを取り返し、第3レグ中盤でルナ・ロッサと交差点でリードを失い、そのままルナ・ロッサがアメリカンマジックの引き離しに成功。
ルナ・ロッサが全勝記録を伸ばしてゴール。
第26戦:アメリカンマジック(◯)vs オリエント・エクスプレス(☓)
スタートは両チームとも正確な良い走り出しではあったが、フランスチームの方がどうしても付いていくのに苦労している様子があり、アメリカンマジックにリードを許したまま、接戦にはならなかったレースでアメリカンマジックの勝利。
このレースでも両チームのジブセールは小さめタイプですね。
第27戦:ニュージーランド(◯)vs アリンギ(☓)
アリンギのほうがいいスタートで始まったこのレース。スタート直後のアリンギのリードは、第1レグ中盤であっという間にニュージーランドに取り返されたしまいました。
第2レグ、第3レグとニュージーランドがリード距離を伸ばして、そのままゴール。
ニュージーランドの安定性が見えたレースでした。
このレースでは、ニュージーランドのジブセールが小さめタイプで、アリンギのほうが高さのあるセールですね。
というわけで、風速15ノットの条件ではイネオスも力を発揮するのか?という見方になったレースでした。
日曜日がラウンドロビン最終日となり、チャレンジャーチーム5チームのうち、4チームが準決勝のフェーズに進みます。
わたしの中では、イネオスの不戦勝ポイントがちょっとモヤモヤが残っています…
それではまた!
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